最近といっても
昨年末の話であるが、
たまには、
激情型の本を読まねばと
衝動にかられ、
「編集者という病い」
って本を読んでみました。


ぼくも病にかかるかなと思いましたが、
そんな考えをした自分を
なんて小さい器の人間なんだと
思わざるを得ませんでした。

すみません。

編集者という病い























「凶暴って、結局臆病なんです。臆病だからいつも最終決戦なんですよ。やるべき努力は総てやったうえで、どうやって鮮やかに勝つかってことでしょ。だから「ヒンシュクは金を出してでも買え」っていうことになるわけど・・・・。もう夜なんか眠れない。毎日ですよ。考えると怖くなってきて、涙がボロボロ出て止まらない日がある。悪い方、悪い方に考える。女性や酒に行こうとしても、自分が埋められない。もうこれ以上できないという努力をして全部仕組みも作った、後は運を天にまかすだけだと思っていても、やっぱり臆病だから不安なんだよね。だからいつも心は凶暴にしておくんです」
(p172より引用)


今日は、夜更かししたい気分です。