最近、
傘に、
滅茶苦茶な量の
防水スプレーをして
雨の日に出かけるのが
すきです。

傘を閉じた時に、
雨水が、
粒みたいに残っているのを
眺めるのが
すきです。

傘をちょっと
振り回すだけで、
ほぼ全て、水滴が、
なくなるのが
すきです。

ですが、
下記の本を読むと、
雨が、傘にあたる音や、
そこから滑り落ちる音やら
滑り落ちた水滴が
地面にあたる音やら、
もっと、音を
聞き分けなさいと
言っている気がしてなりません。




サンデル教授の対話術 ( )
マイケル・サンデル(著)
NHK出版


私は、教えることの非常に重要な部分は聴くことだと思っています。私たちは、教えることとは、学生たちに情報を与えて彼らに講義をし、時には説教をすることだとさえ考えがちです。しかし私は、教えることの重要な部分の多くには、聴くことが深く関わっていると思います。
ー中略ー

聴くことには二つのレベルがあります。一つめは、学生が実際に話していることを聴いて、理解し、時には言い換えてあげるレベルです。もう一つが、単に教室の感覚や感触、雰囲気に耳を澄ますというものです。

p54より引用)


いや、
もしかすると、
隣に歩いている人の
傘の音とか、
聞き分けられると、
もっと楽しいかもしれない。

いや、
そんな面倒なことは、
しないな。

なぜなら、
雨の日は、
ヘッドフォン付けて歩くという、
もっと面倒なことしていますからね。

八